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メラニン色素は代謝され、捨てられる

シミは、皮下でつくられるメラニン色素が部分的に皮膚に沈着したものです。若いころからどんなに肌がきれいな人でも、中高年を過ぎると少しずつ気になってくるものです。それは一気に「老化」をほうふつとさせてしまうので、熟年女性からは大いに嫌われるわけです。しかし最近の女性は、20代からシミが増えているといわれています。原因はあの恐ろしい「ガングロ」の後遺症ばかりではなく、現代女性の血液循環不良と新陳代謝の滞りにもあるようです。ではシミは、なぜできてくるのでしょうか?肌の色素は、人種間でも非常にはっきりした差があるように、遺伝的に現れ方がある程度は決まっています。色黒の親から生まれた子どもは、やはり色黒になる傾向が高くなります。また前述のように、年齢を重ねれば明らかにシミは増えます。ただし、皮下でつくられる「色素の量」というのは、体質や年齢によって、あるいは人種間でさえ、あまり大きな差はありません。黒人と白人では肌の色はまったく異なっていますが、それは皮下でつくられている色素の量が違うからではなく、結果的に皮膚に沈着する色素の量が大きく異なっているからなのです。つまり皮膚の色の人種差や個人差というのは、皮膚下でつくられた色素が肌に沈着する前にどれだけ代謝されるか、その違いによって現れているわけです。簡単にいえば、つくられた色素を新陳代謝によってどんどん捨てているのが若い人で、肌に沈着させているのが中高年というわけです。
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