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肥満自体が悪いのか?

肥満自体が悪いとは一概にはいえません。悪いのは肥満ではなく贅肉のほうです。ただ、肥満は贅肉の重大な目印となりますし、体のバランスを崩すもととなります。肥満自体が一概に悪いとはいえないといいましたが、肥満は健康にとっていいとはいえません。実際、肥満型の人は成人病で死亡する確率が高いのです。肥満体には余分な贅肉がついているため、その分心臓に大きな負担をかけています。余分な贅肉にも血管が通っていて、心臓はそこにも血液を送り込まなければならないため、贅肉がついている分、過重な労働を強いられることになるのです。さらに、心臓自体にも脂肪がついてしまっていると、心筋までも障害を起こし、冠状動脈の硬化によって狭心症、心筋梗塞、心不全などが起こりやすくなります。また、脂肪が肝臓に沈着すると、肝臓が萎縮し、肝硬変へと進んでしまうこともあります。そして、肥満者にとってもっとも死亡率が高く、恐ろしい病気は糖尿病でしょう。贅肉による弊害はこれだけではありません。贅肉は肉体の老化と深く関係しています。新鮮な血液が体内のすみずみまでいきわたるのを妨げるのが贅肉であり、それは血液が悪化した状態である於血をも引き起こします。贅肉は老化を促進させ、於血と互いに作用しあって、さらに老化の速度を早めているといっていいでしょう。