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厳しいチェックを何度も受けながら進むバス

いくらなんでも、あの道は姿を消し、舗装道路に変わっているだろうとは思っていた。曲がりなりにもアジアハイウェーなのである。いや、ここはパキスタンである。それもイラン国境に向かう辺境地帯を通るのだ。十八年の間、道がそのままになっている可能性もないわけではなかった。バスは急峻な岩山の間につくられた道を走りながら、確実に距離を稼いでいた。車窓から見あげる砂漠の空は晴れあがり、星が怖いぐらいにくっきりと見える。

[参考情報]
マロウド イン赤坂 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad328493/

湯宿 季の庭(ときのにわ) - じゃらんnet
http://www.jalan.net/yad375013/

公共の宿一覧 - じゃらんnet
http://www.jalan.net/a/koukyou/

こんなにはっきりとオリオン座を眺めたのは久しぶりだった。しかしチェックは厳しかった。バスに乗り込むときは入念なボディチェックがあり、屋根に積む荷物は、それぞれにマジックで座席番号が書き込まれる。チェックポイントも多かった。外国人への監視も厳しく、何回となく起こされ、パスポートを提示し、台帳に名前が書き込まれていく。今日、このルートを通過した外国人は、僕らを除いてひとりだけだった。車内では常にコーエンが流れていた。