アーカイブ

今、コインパーキングがなぜ必要なのか

本部の理念をフランチャイジーに伝える地区本部ができれば、そのエリアはまかせられるわけだが、いかんせん、距離や人情、気質というものまでいっしょくたにはできない。専門家は「理想をいえば、一県に一社、地区本部を設置できれば……」といっているが、このあたりはFCチェーンすべての悩みどころも含んでいる。さらにいうなら、ごく一部だが、フランチャイジーにさえなれば、簡単に儲かるという考え方をもつ人がいる点だ。これは、どんなFCビジネスの世界にも共通する。いわゆる本部依存型であり、自分は努力も勉強もしない。加盟したら、その日から左うちわで暮らせるという、誤った認識のもち主だ。本部の意思に沿い、マニュアルを守り、さらに客に対するサービス精神をもっている加盟者−統括する側からいえば、よきパートナーとなり得る条件だが、一〇〇%それで固められるわけではない。ここが、FCビジネスの難点である。特に、無人管理システムを誤解して、土地さえ提供すればいいという錯覚をもたれたなら、タイムズ・パーキングとしてはかなりのダメージを受ける可能性もある。加盟金を払った。看板もあげた。ロイヤリティーも払っている。あとはエンドユーザーが勝手に乗り入れ、料金箱に金を入れていけばいい、くらいに思っている者がいれば、問題が派生してくる。この無人管理システムの駐車場ビジネスは、水面下での努力によって成立している部分がほとんどである。掃除もせず、雑草は生えたまま、照明の一部が消えていても知らぬふりでは、総体としてのタイムズーパーキング・システムに悪影響をおよぼすと思われる。専門家は、徹底して「駐車場ビジネスはサービス業」といっているが、この意思が明確に末端まで届かないと、悲惨な結果になりそうだ。もっとも、これはすべてのFCビジネスに共通のこと。なにもパーキング事業だけではない。FC網を築くのはメリット、デメリット双方存在することを、やはり覚悟しておくべきであろう。常にスーパーバイザーが眼を光らせているとか、本部と緊密な連携プレーをとる地区本部を設置するなど、それなりの労力は強いられる。この難点、問題点がクリアできれば、チェーンビジネスの論理で、全国津々浦々に強大なネットワークを構築するのは可能だ。しかも、通常なら何年もかけなければならないものが、一気呵成にできあがる。駐車場不足は、首都圏、地方大都市のみならず、その周辺にまで拡大しつっある。普段、閑散としたローカル都市でも、日曜日になると駐車場を求めて周回する車がでてくるほどなのだ。タイムズ・パーキングの黄色地に黒文字の看板が随所にみられるようになれば、地域貢献度の点でも大きな影響力となる。駐車場探し、駐車場待ちのイライラから人々を解放するという意味でも、この看板はもっと増えてほしいという気がする。

コインパーキングの契約について
http://www.ypark.co.jp/