美術史にも美術史研究の中では当たり前に使われる特殊な用語が数多くあります。それらの用語を使って端的に語れるかが、専門知識の有無の判断基準になってくるので、語学の苦手な人は特に専門タームの習得を心がけた方がいいでしょう。この論述問題で高得点を獲得するには、どうしても専門的な論述が必要となってくるからです。分量的にはB4の用紙で1枚程度でしたので、だらだらした文章にならないように論理的に運ばなければなりませんが、一番に心がけることは、採点する先生が理解しやすいように論を進めるということです。また、たとえ全く分からない内容の論述問題が出題されても、白紙のまま出すのではなく、何でもいいから記入しましょう。私は論述対策として最新の美術史の動向が分かる美術雑誌「美術フォーラム21」(醍醐書房)に掲載されている論文を毎日1本読み、そこで扱われている論題について3000字程度でまとめ、論述するといった作業を行いました。