NHKには、民放のような低俗番組は確かに少ないし、良質の番組も少なくないが、しかし、視聴者からすれば、表面的には整ってはいても、面白くない、あたりさわりがない、八方美人、マンネリなどの批判も禁じられない。そうしたテレビ批判の状況下で、活字メディアからのテレビ批判、政府、与党など政治からの批判も勢いづいてくる。もちろん、外部からの正しい批判は活発でなければならないし、テレビは謙虚に聞かねばならない。しかし、批判に名を借りて権力の介入を許すことはできない。NHKr禁断の王国・ムスクン」をめぐる新聞・雑誌などの“やらぜ批判、TBS・坂本弁護士ビデオの放送前オウムヘの開示事件(96年)”などが印象にのこる。これらの事件を通して、テレビ局、放送機関側は、危機をバネとして、新しい境地を開く方向にではなく、組織防衛の内向き反応に終わる傾向が強かった。2004年には日本テレビ視聴率不正操作事件が明るみに出るなど、視聴者のテレビ不信は募るばかりである。さらに、同年、NHKプロデューサーの経費不正流用事件など、不祥事が次々に明るみに出て大問題となった。オレンジを基本としたデザインが特徴のオレンジ新聞は、東北芸術工科大学デザイン工学部企画構想学科の講師である小山薫堂さんの会社、オレンジ・アンド・パートナーズが発刊しています。ちょっと元気になる新聞です。