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レーザー治療の最近の進歩

あざにもさまざまのものがあります。あざでは赤あざ、茶色いあざ、太田母斑、黒いあざや中にはあざに毛が生えているものなどいろいろです。このうち赤あざは血管腫と呼ばれるもので、血管腫のところで既にお話ししたのでここでは省略します。あざの治療分野ではレーザーの発達にめざましいものがあります。特に太田母斑と呼ばれる顔の青あざでは治療効果が優れています。以前はドライアイスを当てたり、削ったりというような治療が行われていましたが、現在はレーザーでかなりよい結果が得られることが多くなっています。レーザーで効果がない場合のみ皮膚を削ったり、ドライアイス療法を行ったりするのがよいでしょう。その他のあざにはレーザーがベストというわけではありません。黒いあざにはレーザーはあまり効果がなく小さなものでは切り取って縫い合わせ、一本の線状のキズにしたほうがきれいです。あまり広範囲の場合は削って白っぽくするという方法が取られます。茶色いあざはレーザーで治療してもピーリングという皮膚をうすくはぎ取る治療法でも同じような結果が得られます。ただしいずれもまれに再発することがあります。レーザーによる治療は簡単に考えておられる人も多いようなのですが、皮膚の一部を破壊する操作を行うわけですから、治療には少しの痛みを伴うことは了解してもらわなければなりません。そのために麻酔などが必要になることもあります。また治療してすぐにきれいになるのではなく一時期ガーゼを当てたり、その後赤くなったり、一時的な色素沈着が起きることも多いのです。これらは時間の経過とともに次第に治っていきます。またレーザーといっても実際には皮膚を切開するときに止血をしながら切開できるメスとしての機能を持つものや、(皮膚はわずかにやけどをすることになりメスで切ったキズのほうがきれいなので形成外科や美容外科ではほとんど使用されません)赤あざ用、青あざ用、茶あざ用のレーザーなど各種のものがあり、その中でもさらにいろいろ特徴のあるものが開発されています。